北陸でファイナンシャルプランナーとしても活動している中川拓人です。
今回は、「税務調査を終えて」について書きたいと思います。
少し前の話になりますが、弊社にも税務調査がやってきました。
まあ、法人は、5年に一度、個人で10~15年に一度は、くらいは最低でも調査に入るようですので、事業をしている人にとっては当然のイベントですね。
さてさて
結論からお伝えしますと、松任税務署の担当税務監2名から「こんなにしっかりした経理は久々に見ました。感心しました。」というお墨付きを頂く事が出来ました(笑)
これには、弊社顧問税理士もビックリしてました。
すべての事業に関しての経費、関連会社の売上資料について
日付、用途、そして誰と何したか まで 事細かに記録を残し、すべての領収証からインボイスまでキッチリ保管していました。
言ってしまえば、税務監も全て見た訳ではないです。
丸二日間では、逆に見切れてなかったです。資料が膨大過ぎて。
でも、分かりますよね 言われた資料がすぐに出てきて、税務監が確認したい内容が明確であれば すべてを見る必要ない、と。
あとは、ちょっと逸れますが 大事なのは 相手も 人 だという事です。
無下にされて 嘘をつかれ 隠し事をされ 邪魔され
僕の好きな映画の、ウルフオブストリートでも、調査部屋の冷房を極限まで下げて、調査員を凍えさせる場面がありましたが、あのような(笑)
でも、そんな事をされたら、「何かやましい事でもあるんじゃないの?」って普通は思いますよね。ちょっとしたことでも、大袈裟にしてやろう、仕返ししてやろう って人間心理ならなりますよね。
でも、一般的には税務調査に対して、そのような事をしてしまう人が多いのですが
弊社では、どうしたか?
しっかり、お出迎えして、おもてなしして
会社に招いて、作業しやすい環境を提供して
みんなが一生懸命仕事している状態を見せて
自分や経理が調査に協力的で、、、
言わずもがなですが、そうやって しっかり 人として 対応してあげたら
相手も気持ちよいですよね。
みんな怖がり過ぎなんですよ。税務調査。
やましい事ないのなら、ちゃんと対応してあげたら良いだけです。
でも、振り返った時に、なぜそんなに堂々と対応できたのか?
多分なのですが、3つあって
1つ目は、そもそも税務を税理士に全振りしてない。
つまり、会計を自社でしっかり管理して、顧問税理士さんには最終チェックしてもらう。くらいの関係性である事。
つまり、自社で数字面をしっかり把握できてれば、何かあっても普段から把握してるので、そもそも何も心配ない事。
これって、正しい経営判断が即時に出来るかどうかにもつながってくるので、結構守りだけじゃなくて攻めにおいても重要ですよ。
2つ目は、周りに優秀な経営者、専門家がいる事。
要は、その人達に、税務調査への向き合い方や事前資料の準備方法、何を知りたくて何を調べるために調査に来ているのかを知る。という事です。
そういう意味では、毎月しっかりとしたコストをお支払いして、顧問弁護士を付けた事も大きいですね。
戦ではないですが、戦う前に既に勝負は決まっている状態にしたらいいだけです。
3つ目は、圧倒的に優秀な経理が居る事。
まあ、結局これなんですけど。
経営者は、経営をやれば良いと僕は思ってて お金の事は、優秀な経理が全部してくれる状態。(=優秀な経理と、優秀な顧問税理士はイコールではないですよ)
何だかんだ、これに尽きますかね。
ポイント
相手も 人 である事。それを念頭に対応しましょう。
でも、キッチリした資料を残してある事前提ですよ(笑)
【FP 中川拓人の活動記録】
信じてくれる人を、徹底的に守れる存在になる
ファイナンシャルプランナー
中川拓人
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