例えば、経営判断を行う上で、収益性などはわかりやすくて、過去のデータなどを分析すればある程度 想定が出来たりするのですが
それらが通用しなくて、しかも事業が上手くいく(もしくは、上手くいかせようと思えるかどうか)非常に大きなウェイトを占めるのが、この「メンタルシェア」です。
例えば、自分が既に3つの事業を行っており、そこに新たな事業の立ち上げや、買収 を行うかどうかの判断が迫られてたとしましょう。
その時に、事業モデルが明確で収益性もシミュレーション出来ていた場合で、実行すると判断したとしましょう
しかし、思った以上に体制整備や各種申請、イレギュラー対応など
自らの時間を想定以上にかかってしまうこともあります。
更に、訴訟リスクや関連法案への抵触の可能性などが発生した場合などは
それこそ、この時点で収益性など度返しになってしまいます。
つまり、この時点で物理的なウェイトもですが、圧倒的にメンタルシェアも割かなくてはならず、本業や別の事業などへも影響が発生します。
数字で例としてあげるとしたら、、、
売上の2%以下のシェアしか占めていないにも関わらず、メンタルは85%くらいを割いてるような状態です。。。(実体験)
これでは、本来のパワーを発揮する部分がブレてしまい、残念な結果に至る可能性も出てくるという事です。
つまり、最初の段階で、可能な限り下調べを行い、収益性だけでなく、それにかかる労力などもしっかり調査することで、そのリスクを最小限に抑えたり、取り組まないという判断も出来るでしょう。
ポイント
その際は、「撤退」という決断も中長期で考えた場合、必須の選択肢。
それに向き合う時間を取るべし。